38号 2011年[夏]

38号 2011年[夏]

自然のいとなみのなかで
ひとはどのように生きるか、いま考えるとき。
自然の恵みを得るための知恵、
本来ひとがもっている手の力を信じる。

特集

自然の恵み、手の力。



循環のなかに生きること。

街なかで、自然に寄り添って暮らす。

これからの暮らし「里山長屋」。


selection

ローテクが愉しい


像刻
前川秀樹の手が樹から彫り出す。



特別企画(1)

手仕事の源流を訪ねて

インド 小さな村の小さな工房ganga


特別企画(2)

被災地から
頼りになる、ローテクな「手」の暮らし


連載

□Made in Poetry38 夏の午後、ことばについて 詩・長田 弘
□新・暮らしの絵日記14 すぐできることはある 絵と文・大橋 歩
□僕の生活散歩38 鋳物鍋 文と絵・三谷龍二
□どこかにある34 自転車で走る未来 文・原 研哉
□今和次郎「日本の民家」再訪 最終回 林檎のなる土地へ 文・中谷礼仁
□瀝青会・座談会 民家90年、変わるもの変わらぬもの
□手仕事を聞く オーダー自転車  写真・池内功和
□名前のない道10 祈るために 文・赤木明登
□エネルギー探偵の時事談義38 電力再考 文・槌屋治紀
□センス・オブ・プロポーション38 自然室温で暮らせる家 文・畔上圭子
□風土倶楽部のおすそわけ 22 ほうれん草うどん 文・朝田くに子 写真・鈴木 亮