読者の方から



アンケート葉書の返信、楽しく読ませていただいております。このコーナーでは、その中から一部を紹介いたします。



93号(2025年夏号)より




  留め石が、関守石と呼ばれることを初めて知りました。
神社やお寺にこの石があるとなんとなくこの先は入ってはいけないんだなと感じ取っていましたが誰に教わるともなく皆が同じメッセージを共有しているのは考えてみると不思議です。
日本人だけの感受性なのか外国の方にも伝わるものなのか、興味が湧きました。
(宮城県 女性)


  並河さんと同じく同窓会が苦手だ。でも理由は反対で、友人に会うと何十年も前の未熟な自分を思い出して後悔と恥ずかしさでいたたまれなくなるのだ。
記憶力というのは、よくても悪くても厄介なものだ。
(栃木県 男性)


  東京名もなき名住宅を訪ねてを読むと、物を持たない暮らしが昨今の流れですが、なき家主の蔵書やアートがこうして継承されていく暮らしもいいなあと思いました。
(東京都 女性)


  日野明子さんの連載の小松誠さんの家の記事を面白く読みました。
土間と小上がりのある生活空間はすごく斬新で見入ってしまいましたが、よく考えたら土間台所のある日本の昔の家の考え方が受け継がれているのでしょうか。
(滋賀県 女性)


  人生で3回目に建てた家に住む人。または暮らしの変遷で変わっていく家。
変化に対応できる家。等取り上げて欲しいです。
(和歌山県 女性)


  地域をつなぐ家と住まいについて、特集木のある暮らしをゼヒもう一度お願いします。
オクシズの木を活かす暮らし、木から生まれる日々の食器特集をもう一度お願いします。
(兵庫県 女性)


  『住む。』との出会いは、住宅の見学会でした。お土産に『住む。』21号をいただきました。帰宅してから、隅々まで読んだことを今でも覚えています。
そして、巻末の編集にあたっての言葉がとても心に響きました。
半丸の句点に込められた思いに触れて、『住む。』を購読するようになりました。それが2007年のことなのでもう18年のお付き合いということになるのですね。
これからも『住む。』の発売を楽しみにして、応援しております。
(島根県 女性)