14号 2005年[夏]

14号 2005年[夏]
家々が並び、 暮らしが町をつくる。
それぞれの町には 音や匂いがあって、
町の記憶に結びつく。

特集

この町に暮らす


小さな「町の家」 東京

公園の樹木と共に在る、眺めのいい家。
町に開いて、のびのび暮らす。
町なかで、人が集まる木の家に住む。


この街・この人・この暮らし

京都の下町、北区にある西陣織の職人町。
築70年以上の町屋を補修・改修しながらの
「住まいと仕事」が一緒の暮らしを綴ります。


まちの拾い物、時間の落し物。

神奈川県葉山町に暮らして15年の著者が語る
散歩の折に目にしたもの、大切な場所。
自然に触れる、時速4キロの歩行は
思考の潤滑油と語ります。


こうして街が。

暮らしてみたい街、歩いてみたい街をつくるのは、
なにかを教えてくれる三つの実例を紹介します。



特別企画

家物語

家具デザイナー坂本和正さん夫妻の住まいは、東京都世田谷区にある築80年の家。増改築を重ねながらも、両親が64年前に手に入れた、当時の典型的な郊外住宅の面影をいまも守っている。



実用講座

窓のすべて

快適な室内環境を生み出す窓、そして街とのつながりを持つ窓について考えます。



selection

ガラスのコップ



連載

新連載「怠けるヒント」 松山巖 1
いま、食の現場で 2 朝田くに子 蜂蜜(日本ミツバチ)
住まいの素材講座 3 野池政宏 壁材(左官)
森田久美の料理教室 2 森田久美 手づくり冷奴
River Side Story 6 細川剛(写真家) 夏の夕暮れに
Made in Poetry 14 長田弘
エネルギー探偵の時事談義 14 槌屋治紀