12号 2005年[冬]

12号 2005年[冬]
それはあまりにも身近で、ありふれているから、
古くさいと感じるかもしれない。
けれど、それこそかけがえのない、守るべき物。
すこしずつかたちを変えながら次代へと
受け継がれ、それは、つねに新しい。

特集

古くて、
新しいもの。


長い年月のなかで培われてきた、日本人の暮らしのかたち、道具。
そこには気候風土に適した暮らしの知恵と工夫が満ちている。


住宅実例

家の記憶を抱き、思い出を紡ぐ「ただいまの家」
茶の間から雑木林を望む、懐かしい家


古道具の詩学。


日本の家になじむ「家具」

デザイナー小泉誠さんの作る家具
インタビュー「家具について話そう」
温故知新の家具と照明器具カタログ



高橋みどりのお酒の時間に。

ある冬の日、家でゆっくり過ごしたいときのテーブル。
お気に入りの器と、おいしい肴、それにお酒が少々あれば。


ぼくのまつもとさんぽ

三谷龍二が案内する、長野県松本の街

小高い丘にのぼって/時を重ねる街/市中の井戸/蜜蝋との出会い/ 古い旅館の朝食/野天風呂と本/街を歩く


特別企画 家物語

田園調布でパテ屋31年、林のり子さんに聞く「林家の変遷」

祖父は田園調布住人の第1世代。第2世代の両親は洋館住まい。>
その洋館を林家3世代9人が住む、プレファブ住宅に建て替えて、>
今年で33年。一軒の家の長い長い物語を、取材しました。>



連載

Made in Poetry 12 長田弘 モーツァルトを聴きながら
暮らしの絵日記 12 大橋歩 やがて海風と老人をやる、フフフフ 家をつくるなら、近くの山の木で 11 はじめに森がある。千葉県
センス・オブ・プロポーション 12 畦上圭子 小さな家のこと
美しいものってなんだろう 11 赤木明登 しっかりしたもの
住まいの素材講座 1  野池政宏 「環境にやさしい」をもう一度考える