10号 2004年[夏]

10号 2004年[夏]
暮らしたい街の古屋を借りて住みこなす。
住み続けてきた家を増改築して住む。
「古さ」をみすぼらしいと思うのではなく、
そこに得がたい価値観を見出した人々の
住まい方、住まい観を取材します。

特集

古い家に、
暮らすとき。


○海辺の懐かしい家。
○築50年の借家を、改造して住み継ぐ人々。
○ありふれた中古住宅を素にしてから、愉しむ。
○土の力でつくる、夏の家。


特集

小さな庭と家

できれば、街並みに開いた庭をつくりたい。
街と家を結ぶ小さな庭のつくり方を実例でわかりやすく解説します。

○緑とともに、新しい家へ引っ越す。
○軒先から始まる、まちの緑化。
○子規庵の庭で。


特別企画

パリ、下町暮らし。

古くから家具の工房が集まる、パリ右岸、バスチーユ界隈を訪ね歩く。
案内人は、パリ在住30年の坂本守さん(写真家)、藤井みちるさん(デザイナー)。
元バッテリー工場だったという、二人のアトリエ兼住まいの紹介も。



selection

洗濯道具



連載

エネルギー探偵の時事談義 10 槌屋治紀 風力発電
Made in Poetry 10 長田弘 シェーカー・ロッキング・チェア
家をつくるなら、近くの山の木で 9 土を育てる林業(宮城県)
美しいものってなんだろう 10 赤木明登 菓子屋が街を変える
僕の生活散歩 10 三谷龍二(木工デザイナー) 音楽の箱